沖縄の旅
7日目(3/8) -休養日- 

 晴れの朝。気持ちの良い朝。8時前にゆっくり起きて,朝食。・・・しかし,あろうことか2回目の炊飯失敗。火器が変わるとどうも使い勝手が分からない。 ごめんなさい。その後のんびりと日記を書いて昼まで二度寝。連泊するとこういうことができるからいい。

かわいい看板です。車の人は本当に注意してくださいね。  結局テントを出たのは1時半。今日は休養日ということもあるのでのんびりと白浜まで。星砂から白浜までのアップダウンは二つ。これは大したことない。

 途中,浦内川の土産屋に立ち寄ってお菓子の試食♪栄養補給。姫はここでイリオモテヤマネコの時計をゲット。かわいい。

 天気がいいと何をやっても気持ちがいい。あとは風さえ弱まってくれればなあ。二つ目のアップダウンを越えると,最後に待ちかまえているのは白浜へと続くトンネル。 結構長いが歩道があるので問題ない。

 白浜は,車やバイク,自転車で行ける最後の集落。ここから先へは船に乗って渡ることのできる舟浮という集落があるのだが,まあそこへ行く人はなかなかいない(だろう!?)。 僕自身行ってみたいんだけどね。白浜の港でしばらく休憩し,引き返す。

夕焼け。  途中でちょっと脇道にそれて散策してみる。カンムリワシは相変わらず多い。あとチョウゲンボウも。それに加えて,キビタキを見ることができた。今日はついてるね。

 テントに戻ったのは5時過ぎ。上原へちょっくら買い出しに。オリオンビールと魚のフライ250円を購入。このフライはなかなかいけてるのでぜひお試しを。 酒の肴にはぴったりだ。

 夜はキャンプ場の周りを散策する。・・・しかし,何もいない。引き返していると,自転車がやってきた。昨日星砂へ来る途中で抜かれたチャリダーの女の子だ。 なにやら,彼女は白浜近くにホタルを見に行っていたらしい。かなりの数がいてその光景は圧巻だったという。 それは行かなくてはということで,明日の夜はホタル見に決定。ちなみにこのチャリダーの彼女,滋賀から自走で鹿児島まで行き,そこから沖縄に渡って来たらしい。 なかなかやりますのぉ。

 今日で自転車のスピードメーターは16000キロを突破。距離は単なる数字にすぎないけれど,区切りがついたときは嬉しいものだ。

今日見た鳥(括弧内は見た場所)
ムラサキサギ,アマサギ,カンムリワシ,チョウゲンボウ,イソシギ,リュウキュウコノハズク(声),
キジバト,キセキレイ,ヒヨドリ,イソヒヨドリ,セッカ,キビタキ,シジュウカラ,メジロ,スズメ,
ハシブトガラス


8日目(3/9) -浦内川とホタル- 

 今日も晴れ。昨日に比べて雲は幾分多いが気になるほどではない。今日は浦内川の遊覧船に乗る予定。11時半の船でいざ出発。 なんと昨晩のチャリダーの彼女も同じ船に乗船だ。往復1500円は高いような気がしないでもないが,まあいいか。 西表に来たからにはカヌーをしたいが,お金もかかるのでなかなかできないのがつらいところ。

マリウドの滝。少雨のせいで水量が少ない。  船着き場に着いた後は軽いトレッキング。15分ほどでマリウドの滝が見える展望台へ。雨が少ないので水量は少ないが,まあそれなりにといったところか。 その上のカンビレーの滝はしょぼかったけど。2時半までここでのんびりと過ごす。ちなみに,西表縦断の起点はここから。まあこれは次の機会に取っておこう。

 夜は昨日予定を立てたとおり,ホタルを見に行くことに。日没までにはまだ時間があったがテントには戻らず,祖納,星立をぶらついて時間つぶし。 商店で夕ご飯代わりのパンやお菓子を買い込んで,祖納の田圃や海岸で鳥見。成果は今ひとつで,クロサギ,ヤツガシラなど。 とはいえヤツガシラは結構見ることができて嬉しい限り。

 ホタルは白浜へ抜ける旧道沿いで見られるとのこと。「結構たくさんの人が来るのですぐに分かるよ」と教えてもらったのだが,夕暮れ前にはさすがに誰も来ない。 ・・・日が沈んだ頃,ぽつぽつと車がやってきた。それと同時に,道沿いの斜面が光り出す。かなりの数だ。なかなか幻想的。一見の価値はあるね。 ただ,どうしても人が多いと僕にとってはその感動が薄れてしまうんだよなあ。「自分だけ」の状態でこの光景を見ることができたら本当に言葉が出ないほど感動しそう。 って張り過ぎか。しばらく見とれて,帰路に就く。街灯がないのでライトを持っていかなかったり,電池が切れたら大変です。

今日見た鳥(括弧内は見た場所)
ムラサキサギ,ダイサギ,アマサギ,コサギ,クロサギ,ササゴイ(浦内川),カンムリワシ,
チョウゲンボウ,シロハラクイナ,イソシギ,リュウキュウコノハズク(声),キジバト,ヤツガシラ(祖納),
キセキレイ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,シマアカモズ(星立),イソヒヨドリ,セッカ,ヤマガラ(浦内川),
シジュウカラ,メジロ,スズメ,ハシブトガラス


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