WOLFとの痛い思い出・・・

 初めてバイクで思いっきりこけたので,とても記憶に残っている龍王山。
・・・自分も痛いがバイクも痛かった。。。(T_T)

7月13日(木)

 WOLF125は軽くて走りやすくてそれも2スト!免許取りたてでバイクに乗るのが楽しく,うまくなりたくて, 先輩とともに朝早くに飯塚の龍王山に走りに行くことしばしば(朝は走り屋さんがいないのでゆっくり走ってもあおられない)。 そして,龍王の道にも慣れ,コーナーが楽しくなって来た頃,それは起こった。

 箱崎日の朝,学校に行く前に,バイクサークルのメンバー5人で龍王山へ走りに行った。 実はこの日,私はグローブが見つからず,しょうがないので,素手でバイクに乗っていた(アルバイト先に忘れてきていた)。 龍王の頂上に到着し,荷物を置いて,いつものようにスタート地点へ向かう。下りは苦手なので,慎重に降りていく。

 1本目の上り。1箇所,長いストレートがあり,スピードを出し,あまり減速せずにコーナーに突っ込んでしまった。当たり前だが, 曲がりきれずに対向車線に出そうになった。その境目にはキャットアイ(道路の真ん中にある光るでこぼこ)が・・・。 「踏んだら死ぬよ。」と先輩が言っていたことを思い出し,よけなきゃ!とは思ったが,

がしゃーん!

ずざざざーっ!!(←スライディングした)

・・・(呆然)。その横を,メンバーのCLが通り過ぎていった。いきなりこけてたから,さぞびっくりしたに違いない。

 彼が呼んでくれたのか,しばらくしてみんな下ってきて,一人では起こしきれなかったWOLFを起こしてくれた。バイクはガードレールぎわまで滑って止まっていた。 ガードレールがなかったら,崖下でお亡くなりになっていたに違いない。WOLFを見ると,クラッチレバーが折れて,フェアリングが割れて,シフトペダルが曲がっていた。 自分も手のひらが血だらけで痛々しい・・・。こんな時に限ってグローブを忘れてくるなんて・・・。それ以外は見た感じ怪我はしていなかった。 しかし,こんなんで走れるんだろうか・・・。

 先輩曰く,とりあえずクラッチがなくても走れるらしい。とりあえず,授業には遅れるので,PHSで友達にメールした後,山を下ることにした。 音はうるさいが,何とか1速だけで山を下った。公道をゆっくりと走って,飯塚のMr.MAXに到着。 ビニールテープとネジを買った。先輩がクラッチレバーを取り付けて何とか走れるようにしてくれた。その後, 昼ご飯を食べて,また峠を越えて福岡に戻った。学校に着いたのは4限目の途中であった。友達は,連絡が取れない!と心配していたらしい。

 結局,怪我は,右膝打撲,突き指のみで済んだ。バイクの被害もそこまでひどくなかった。実は,一緒に行ったメンバーも, 私がこけたすぐ後にガードレールに激突させてバイクを大破させたり, 帰る途中にトラックにぶつけてシフトペダルを折って(どうやったらシフトペダルだけが折れるのだろう?)走行不能になったりと, サークルにとっても"厄日"であった。私がこけた龍王のコーナーは,のちのちバイクサークル内で"WOLFコーナー"と呼ばれるようになった。 嫌すぎる〜!!

後日談

 膝の治療中,新しいFZRがやってきて,サークルのメンバーとまた龍王に走りに行った。その途中,八木山峠でまたこけてしまった (その時に後ろを走ってたのもまたCLだった・・・)。買ったばっかりのFZRのウィンカーとカウルが壊れた・・・。 そして逆側の膝が痛くなった・・・。整骨院の先生に何て言おうかと困ってしまった。


バイクTOPへ戻る    姫TOPへ戻る